塩の街
有川 浩著『塩の街』読了
『海の底』、『空の中』ときてこれを読んだ。実はこれがデビュー作らしい。
突如宇宙から飛来した塩の塊が東京湾に落下し、突き刺さる。この塊を見た人自身が塩になるという奇妙な現象が起きる。それが起きた後の少女と陸上自衛隊のパイロットとの淡い恋愛短編連作。
これをあわせると、陸上、海上、航空の自衛隊3部作になるとか。
設定は奇抜だが、なかなかその設定にはまっていく自分がいて、塩なのに甘い恋愛物に感動してしまう。後半にある墓参りとパイロットの父親とのやりとりが切なく面白い。
3部作読むべし。
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