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数学的にありえない

アダム ファウアー著『数学的にありえない』読了
このミスランクインのミステリー?
もし、さいころを投げてたとえば6を必ず出せるとしたら、これは何に使えるか。さいころだけなら何も使い道はないが、これが未来の出来事をある方向に導く力があるとしたら・・・。こんな事を考えて書かれた小説じゃないかと思う。
さいころを振るときに通常は1から6のどれかがでるが、その6通りの中から1通りを自分で選択してその通りにすることができるとどうなるか。実際にはあり得ないのだが。そういったところを解説を込めて小説として説明してくれる前半部分はおもしろかったのだが、後半にはいるとハードボイルドになってきて、とてもつまらなくてなかなか先に進めなかった。
その昔、物理の教科書とかブルーバックスで読んだ人もいると思うが、『シュレディンガーの猫』とか量子力学とか常識ではなかなか理解できないことなどをうまく説明する本があったが、この本の前半は結構良かった。さすがに昔のブルーバックスをもう一度読む気にはならないが。
ちょっと難しいところもあるが、前半だけならいい小説。

数学的にありえない〈上〉数学的にありえない〈上〉
アダム ファウアー Adam Fawer 矢口 誠

文藝春秋 2006-08
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