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拓郎 ツアーを中止

もうすでに古い情報になってしまったが、今年のツアー『Country Tour2007 Life is a Vonyage』は一度延期されたのですが、結局中止になってしまいました。三島市民会館の席は取れていて、すごく楽しみにしていたんだけど。

夕刊フジにこんな記事がでたそうです。『救急車で運ばれる』
meeheeの2007年10月25日
吉田拓郎の「コレ知ってる?!」
メルマガ【気ままなレポート】特別号

拓郎さんも救急車に乗ってたのね。奇遇じゃない。私も乗ったけど。
と、バカ言っている場合じゃない。ほんとうにちょっと心配。
まあ、今年はもうコンサート取りやめだからどうしようもないけど、体調を戻して、来年またがんばってもらいたいなぁ。

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鉤 (文春文庫)

ドナルド・E. ウェストレイク著『鉤 』読了
前作『斧』に続き、この著者の文庫を読んだ。
この作品では現代アメリカの出版界を風刺している。
登場人物は作家だ。一人は人気作家だが最近はスランプに陥ってかけない状態、もう一人は売れない作家。最近は作者別の販売状況はコンピューターからすぐはじき出される。売れる作家には次から次へと依頼が来る。しかも、相当なオファーで。でも、売れない作家には次回作の出版のチャンスはない。そのため、名前を変えて、出版しているとか。
この売れているが問題を抱えている作家が、売れない作家に作品と殺人を依頼する。案外簡単に殺人が行われ、なかなか捕まらないのだが、これもアメリカならではのことなんだろうか。
風刺という意味ではおもしろい。アメリカ人ならもっとよく理解できるのだろう。
最後が含みのある終わり方なので、どのようにでも取れるが、きっともう一人殺しちゃうんだろう。簡単に人が死ぬのはアメリカなのかなぁ。

鉤 (文春文庫)鉤 (文春文庫)
ドナルド・E. ウェストレイク Donald E. Westlake 木村 二郎

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海の底

有川 浩著『海の底』読了
『図書館戦争』を読みたくて探していたところ、同じ著者のこの本を見つけたので読んでみたが、非常に秀逸。様々な要素がうまく絡み合って非常におもしろく読みやすい小説になっている。
まあ、なんというかおばけザリガニに占領された横須賀の陸上部分と、潜水艦に逃げ込んだ少年少女と若い乗組員の救助までの出来事なのだけど、潜水艦はザリガニのために一度も動かず、潜らず、ただ、閉鎖空間が作られ、その中で起こるけんか、和解、里親との理解(詳しくは読んで欲しい)など、飽きさせずおもしろく、最後の場面まで目が離せない。
この著者はこの作品の前に『空の中』という作品を出しているらしい。つぎはそれを読むか。

海の底海の底
有川 浩

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初めて救急車に乗りました

タイトル通りなのですが、先日の土曜日(2007/10/20)生まれて初めて救急車に乗りました。
その状況報告です。
Jリーグの試合があったので、袋井市愛野のエコパスタジアムまでうちのバイク:GSX250SSM通称小カタナで行きました。スタジアムの駐輪場まであと200メートルとなったまさにスタジアム入り口の交差点で事故は起きました。
赤信号で私は並んでいる自動車の左側をすり抜けるように先頭まで出ようとしたのですが、その際にドアが急に開いて、そのドアにハンドル右側が激突し、右手中指と薬指が挟まれ、バイクは左側に倒れ、自分も同じように歩道側に少し投げだされ転倒しました。
ドアを開けたおじいちゃんがすぐに近づいてきて『あんた、大丈夫かね?!』とのたまわったので『大丈夫じゃねえよ!』と激怒して答えたが、実際のところ倒れて混乱していただけで、たいしたことはなかった。
ただ、右手に激痛が走り、手袋を取ってみたところ、すりむけていたところと裂傷になっていたところからかなりの出血がありました。スタジアム観戦の家族連れと思われるどこかのお母さんからティッシュをもらい、血を止め(どなたが存じませんがありがとうございました。)、路肩で休んでいましたが、加害者の方が警察とともに救急車を呼んでくれて、それに乗り込むことに。さすがに歩くことが出来たので担架には乗せられませんでしたが。救急隊員から住所、氏名を聞かれるは、到着した警察官から同じように聞かれるはで大変でしたが、袋井市民病院に行くと言うことで、サイレンを鳴らして病院へ。案外救急車ってサスペンションが硬くて、車の天井と壁に頭をぶつけながら、痛い手を押さえながらバランスを取って大変な状況でした。
到着後すぐ無理矢理車椅子!に乗せられ、傷口を見せた後、レントゲンを取り、治療。幸い骨折はしていなかった。裂傷の方は傷口に塗装の破片が結構入っていて、傷も深いということで二針ぬった。まあ、麻酔の方が痛かったが。
結局ジュビロの試合は袋井市民病院の待合室にあったTVで少し観戦し、バイクがそのままだったので事故現場にタクシーで戻ったが、警察と加害者は病院に行ったと言うことで入れ違いになってしまった。これなら、後半も病院のテレビで見てれば良かった。でも、だれも治療のあと、指示をしてくれなかったので、現場に戻ったのだけど。
現場で警察官から事情聴取をうけ、こちらは完全な被害者ということになった。
そのあと、バイクをどうやって修理工場に運ぶかで少しもめ、結局加害者側でトラックを出して運んでくれることに。まあ、見た目はチェンジレバーが曲がっただけぐらいでエンジンもかかったので、私の右手が何ともなければ、乗って帰れるくらいだといえばそうなんだけど。誰も運転できないし、そんな状態のバイクに乗るのもこわいし。
その後、加害者側の車で自宅に送ってもらった。もうそのころは落ち着いていたので、なんか加害者さんが恐縮しているのに、逆に困ってしまって。

もう少しドアが開いていたところにこちらがつっこんでいたら、スピードにも寄るけれど投げ出されてどこかを骨折と言うこともあっただろうし、もし、おじいちゃんが出てきたところにつっこんだらこちらが加害者になったかもしれない。まあ、そう考えれば指二本で済んだのは不幸中の幸いかと。そう考えるしかないか。とりあえず、キーボードも打てるようになったし、2週間くらいで完治するだろう。バイクはいつ直ってくるかわからないが。

と、まあ、こんなことがありました。

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ビザール・ラヴ・トライアングル

浅倉 卓弥著『ビザール・ラヴ・トライアングル』読了
著者は『四日間の奇跡』や『君の名残を』を書いた人で、この短編集も非常に文章がなめらかに美しく書かれている。心温まる、すこしミステリアスな短編集。
短編集にするのがもったいないような内容のものもある。『向日葵の迷路』では幼い頃の母親の葬式の場面にいまの自分がタイムスリップする。こう省略すると全然おもしろくないが、この短編を基にふくらめれば、けっこうな長編が書ける。そのまま映画にしてもいいくらい。(ちょっと言い過ぎか。なんかエピソードを入れれば映画にしてもおかしくない。)そんな話が詰まっている。
表題となっている『ビザール・ラヴ・トライアングル』はまさに純文学だ。妻に先立たれ、妻の連れ子と自分の母親と住んでいた主人公だったが、その母親もなくなり、血のつながらない親子が生活をはじめるところを描いたなんでもない話なのだが、文章がきれいでうまい。かみしめて読んで欲しい。
この短編集も著者の代表作になるはずだ。

ビザール・ラヴ・トライアングルビザール・ラヴ・トライアングル
浅倉 卓弥

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無頼の掟

ジェイムズ・カルロス・ブレイク著『無頼の掟』読了
アメリカの禁酒法時代のギャングを描く作品。昔見た『俺たちに明日はない(ボニー&クライド)』を彷彿させる。
主人公と双子の叔父がギャングを働くという話だが、暗さがない。最初に銀行を襲う場面でいきなり失敗し、主人公が捕まってしまう。刑務所からなんとか脱走するが、日本と違って戸籍とかしっかりしていないから、簡単に元の生活に戻ってしまえるのは本当なのだろうか。そこからまたこの3人+叔父の妻1名で西部に旅をしながらギャングを働くのだが、途中で娘を救い、結局最後にはギャングに失敗し死んでしまうのだが、冒頭にも書いたように暗さがない。まあ、明るさもないが読んでいてすっきりした感覚、読了感がある。良い作品と言っていい。

無頼の掟無頼の掟
ジェイムズ・カルロス・ブレイク 加賀山 卓朗

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数学的にありえない

アダム ファウアー著『数学的にありえない』読了
このミスランクインのミステリー?
もし、さいころを投げてたとえば6を必ず出せるとしたら、これは何に使えるか。さいころだけなら何も使い道はないが、これが未来の出来事をある方向に導く力があるとしたら・・・。こんな事を考えて書かれた小説じゃないかと思う。
さいころを振るときに通常は1から6のどれかがでるが、その6通りの中から1通りを自分で選択してその通りにすることができるとどうなるか。実際にはあり得ないのだが。そういったところを解説を込めて小説として説明してくれる前半部分はおもしろかったのだが、後半にはいるとハードボイルドになってきて、とてもつまらなくてなかなか先に進めなかった。
その昔、物理の教科書とかブルーバックスで読んだ人もいると思うが、『シュレディンガーの猫』とか量子力学とか常識ではなかなか理解できないことなどをうまく説明する本があったが、この本の前半は結構良かった。さすがに昔のブルーバックスをもう一度読む気にはならないが。
ちょっと難しいところもあるが、前半だけならいい小説。

数学的にありえない〈上〉数学的にありえない〈上〉
アダム ファウアー Adam Fawer 矢口 誠

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人柱はミイラと出会う

石持 浅海著『人柱はミイラと出会う』読了
なんとも奇妙な表題のミステリー短編集。
現代にも人柱がいて、しかもそれを職業としていてビルや橋、建物の地下で建設中にずっと人柱役をやるために個室にこもる人柱職人なるものがいて、それがいわば主人公のちょっと奇妙な短編集だ。こればっかりは私のつたない説明ではわからないだろう。簡単に読めるので気楽に読んで欲しい。この『人柱』のほかに、『黒衣』、『お歯黒』、『参勤交代』など、古き日本の伝統が現代にもある形でミステリーは進む。
まあ、読んでもらうしかない。秋の夜長に肩肘張らずに楽しめる。

人柱はミイラと出会う人柱はミイラと出会う
石持 浅海

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