« 冬の砦 | トップページ | シャドウ »

ドナルド・E. ウェストレイク著『斧』読了
ミステリーといえばミステリーなんだが・・・。たしかこのミス4位だったかと思う。
主人公は製紙会社の製造工程の主任だったが、リストラされて再就職をしようとして早2年。リストラされた同じような職を求める人が多く、何度も面接をしても採用されない。そこで考えたのが、同じような応募をする人がいなくなれば自分が採用されるという都合のいい考え。このため、偽の求人募集をして、候補者をリスト化し、順に殺人を犯していく。
軽く気が狂っているのだと思うが、この計画性と論理には納得してしまった。最終的に採用面接まで行くのだが、こんなにうまくいくの?小説だからね。
真剣に読んでいくと怖い話だけど、深く考えずに読むならOKかも。
ちなみに表題は『斧』なんだけど、斧は出てこないし、凶器としても使われない。現代は”The Ax”なのだが、axには斧という訳が一般的だが、それから転じて”くびを切る””リストラする”みたいな意味もあるんだそうだ。勉強になった。

斧 (文春文庫)斧 (文春文庫)
ドナルド・E. ウェストレイク Donald E. Westlake 木村 二郎

文藝春秋 2001-03
売り上げランキング : 317692
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

|

« 冬の砦 | トップページ | シャドウ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/66291/16547203

この記事へのトラックバック一覧です: :

« 冬の砦 | トップページ | シャドウ »