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シャドウ

道尾 秀介著『シャドウ』読了
『向日葵の咲かない夏』で気に入って続けてこれも読んだ。このミスにライクインされているはず。
二組の医者とその家族。一人の妻が病死するところから始まり、もう一人の妻が自殺。一部倒錯されているので、読んでみてもらうしかないが、ちょっと怖く、ちょっとこれいいのかって感じもあるが、雰囲気はミステリーっぽいし、読みやすい。
本格ものとは思わないが、秋の夜長にはおすすめ。やや気味悪いので、明るくして読んだ方がいいかも。

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道尾 秀介

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ドナルド・E. ウェストレイク著『斧』読了
ミステリーといえばミステリーなんだが・・・。たしかこのミス4位だったかと思う。
主人公は製紙会社の製造工程の主任だったが、リストラされて再就職をしようとして早2年。リストラされた同じような職を求める人が多く、何度も面接をしても採用されない。そこで考えたのが、同じような応募をする人がいなくなれば自分が採用されるという都合のいい考え。このため、偽の求人募集をして、候補者をリスト化し、順に殺人を犯していく。
軽く気が狂っているのだと思うが、この計画性と論理には納得してしまった。最終的に採用面接まで行くのだが、こんなにうまくいくの?小説だからね。
真剣に読んでいくと怖い話だけど、深く考えずに読むならOKかも。
ちなみに表題は『斧』なんだけど、斧は出てこないし、凶器としても使われない。現代は”The Ax”なのだが、axには斧という訳が一般的だが、それから転じて”くびを切る””リストラする”みたいな意味もあるんだそうだ。勉強になった。

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冬の砦

香納 諒一著『冬の砦』読了
たまたま図書館で手に取った作品。このミスでもランクインしていたミステリー。
最初の場面から、引きずられる展開だ。女子高生が自らが通う高校のプールの脇で全裸で死んでいるのが発見され、そこから物語が始まる。
ドメスティックバイオレンスから逃れるための施設”シェルター”で10年前に起きた惨劇とその場に居合わせた子どもたちとボランティアの女性、さらには学園を経営する兄弟など、登場人物は多種多彩だ。
サスペンスミステリーのかたちをしっかり取っており、少女がなぜ死んだのか、少女の部屋のベットはなぜ斜めに配置されていたのかなど、謎解きの部分もしっかりしていて、一気に読めるいいミステリーだった。ただ、ちょっと登場人物が多すぎて一気に読まないとわからなくなるところもある。
秋の夜長におすすめの作品。

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’07夏の旅行記(3)

三日目:8/28(火)
6時過ぎに起床。7時にホテルのレストランでバイキングの朝食(1050円:事前に予約済み)を取った。まあまあだが、大きなホテルの朝食バイキングに比べれば、種類も少ない。まあ、望んでもしかたがない。ほかに朝食をとる方法がわからなかったし、近所のモーニングを食べに行くわけにも行かなかったし。
朝食後、出発。
いったん瀬戸大橋を目指すことにする。ナビに従って、高速のインターに入る。途中、新しくできたらしい道がナビにでていなくて、道路標示を元に走る。わかったことは、このナビはDVDが古い。だから、指示がいまいちのようだ。
瀬戸中央道早島ICで高速に入る。四国に向けて瀬戸内海を南下。途中与島SAで途中休憩。橋の下にあるSAなんで、ジェットコースターのように地上まで降りていく状態だった。瀬戸内海を一望できる非常にいいサービスエリア。時間も早かったので食事をしなかったが、ここでサービスエリアにあった四国の地図を元にやっと作戦会議をする。四国のことは何も考えていなかったので、とりあえず金比羅さんに行くことに決める。ナビをセットして、再度本線に戻り、善通寺ICで降りて、一般道に。道路標識を元に金比羅さんに。あまり考えていなかったので、最初に見えた駐車場(琴参閣)に車を止め、杖を借りて登ることに。(ちなみに金比羅さんについて何も知らなかったので、あんなに階段を上るとは思わなかった。)
ひたすら階段を上り、途中観光バスの団体がいたので、そのガイドさんの話を聞きながら、後ろを付いて回ることにした。けっこう話もおもしろい。残念ながら書院は閉鎖中で若冲の絵も見ることは出来なかった。観光バスの団体と同じところまでは登り、お参りをして降りてきた。途中裏参道があるようだったが、そちらの道は見つけられず、表をそのまま降りてきた。
降りてきたところで昼食でうどんを食べる。冷やしぶっかけうどん:500円 安い。結構コシのあるうどんでおいしかった。琴参閣でおみやげを買う。ちなみにおみやげをある程度買えば、駐車料をただにしてくれる。
ここから戻りのルートを考える。そのまま戻るのでは時間が余ることから、しまなみ海道で本州に戻るルートを取る。松山自動車道から今治に行き、しまなみ海道へ。途中SAで少し休憩を取る。このころから少し天気が悪くなる。景色はいいがなかなか止まるところもない。瀬戸田SAで途中休憩。特にすることもないので、そのまま、本州に行く。中国自動車道に入り、その先そのまま岡山まで行くか考える。
福山にビックホイールという観覧車があるというのをガイドブックの地図の隅に見つけ、最後のポイントとしてそこに向かう。途中、なにも案内標識もなく、ナビにも出ていなかったので、迷いながらも見つけた。なんとも寂しい観覧車だった。動いているのかも心配になるくらい入場者もいず、我が家族で観覧車を独占してしまった。単にほかに客がいなかっただけだったが。
もう、寄るところもなく、岡山まで戻り、岡山駅のレンタカー店に。それもまたナビがとろくて、いろいろ迷走しながら何とか到着。結局ぎりぎりだった。
岡山からのぞみで名古屋まで行き、名古屋からひかりで静岡へ。静岡から東海道線で西焼津に。到着は22:50くらい。なんとか無事帰ってこれた。概ね問題なく旅行は終了。

教訓はナビに頼るな。地図である程度道は決めた方がいい。

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’07夏の旅行記(2)

二日目:8/27(月)
6時過ぎに起床。朝風呂に入りに行く。すでに日は昇ってしまっていた。
7時に朝食:バイキング。まあ普通のバイキングだったが、結構地のものがあっておいしかった。
8時にホテルを出発し、鳥取砂丘に向かう。国道九号線をひたすら東に。11時過ぎに到着。
砂丘は広かった。しかも暑い。海岸の直前に丘があったので、そこまで登る。死にそうに暑い。登り終わると風が吹いていて気持ちよかった。ルートを変えて降りた。降りるのもつらい。のどが渇く。戻って売店でアクエリアスを一気飲みする。
おみやげ物屋で名物のらっきょを試食し、おいしかったので購入。梨とかもあったが荷物となるので断念する。
ここから昼食をどこにするかを家族で相談するが、だいたいにおいて希望は出てこない。チェーンレストランやラーメンでは味気ないので、国道9号線を少し西に戻り、道の駅『白兎海岸』で昼食。こんなところでした。(白兎海岸)
カミさんはイカの定食を、わたしは海鮮の定食を、子どもたちはそばを食べた。海鮮は絶品。1500円くらいで高いと言えば高いが、なかなか食べられない新鮮なもので非常においしかった。イカも同様だとカミさんは言っていた。
腹がいっぱいになったところで、これからのルートを考える。宿が倉敷なので一気に倉敷までおりて、大原美術館にいくことに。ガイドブックでもはずせない場所と書かれていたので。
ナビに大原美術館を指定して、その指示通りに進む。どこかで米子自動車道に入るのだが、それまでのルート選択はどういうアルゴリズムになっているのかわからないがいいかげんだ。後で地図をみたら、国道9号線を西に進み、国道179号線で南に進めばいいはずが、途中で南に進むルートを指示。(旧国道9号線のようだ。)はわい温泉の近くを通って、南下する。
最終的に米子自動車道湯原ICから高速に入る。昨日北上した道を逆に南下する。倉敷インターを降りて、大原美術館に進むが、都市部に入っていくとナビの指示がいまいち遅く、いろいろ迷走してしまう。一方通行とかも多くて。結局大原美術館の近くのコインパーキングに止め、徒歩で移動。時刻は16時を過ぎており、閉館時間の17時まで、時間のない中観賞する。
大原美術館を出て、その周りの美観地区を少し歩いたが、疲れもあってホテルに行く。今日の宿はホテル330グランデ倉敷だった。美観地区から2分の好立地。とりあえずチェックインしてホテルの駐車場に車を入れる。これがまた狭い駐車場でちょっと苦労した。シティホテルなので、男組二人と女組3人に別れて宿泊。
カミさんは観光協会からプレゼントされるエコバックをもらいに倉敷駅前まで行った。歩いて10分程度。
夕食はホテルの前にあったレストランで食事をした。結構おいしかった。コンビニでビールなどを買い、ホテルで飲み就寝。
翌日は瀬戸内海を渡り、四国に行く予定。(この時点ではどこに行くか未定だったが。)

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’07夏の旅行記(1)

2007年8月のわが家族としては最後の家族旅行の旅行記です。
上の娘が大学三年で、社会人となってしまえば家族旅行もままならないということで、準備を進めた。休みを取れる時期、期間から考えて8月の終わり、せいぜい3日間なので国内のどこかで選定。一度も行ったことがないところということで、誰かが行ったところは除くということで北海道とか九州とかを除外した。最後は費用も考えて中国、四国地方に決定。JR東海トラベルの列車とホテルをセットにしたツアーを選択した。

一日目:8/26(日)
朝早い新幹線を選択したので、自宅出発を5:55に決めた。前日も準備とかいろいろあって寝るのが遅れ、なんとカミさんと私が寝坊した。娘たちがちゃんと起きていたのでぎりぎり何とかなったが、これで娘も寝ていたら完全にアウトだった。
西焼津駅に車を止め、JRで西焼津から静岡へ。静岡から名古屋までこだま、名古屋から岡山までのぞみで移動。
岡山駅でレンタカーを借りる。(マツダレンタカー)車種はボンゴになった。初めて乗ったが、運転席が高い。トラックベースなのでしょうがないが、乗りにくい車だった。カーナビがついているので一安心したが、安心したのがあとであだになる。
岡山から高速に乗り、米子自動車道に入る。蒜山高原サービスエリア(ひるぜんと読む)で休憩&昼食。そば定食を食べる。
再び高速に乗り、出雲大社に向かう。ほぼ予定通りの15時ぐらいに到着。変わったつくりで面白かった。お土産を買う。縁結びの神様でもあるということを聞いて、一緒に仕事をしている独身のヤツにお守りを買った。(効果があるかどうかは知らんが)
近くにある島根県古代文化センター古代出雲歴史博物館に寄った。出雲大社の想定模型とか荒神谷遺跡の青銅器 、出雲風土記など内容盛りだくさん。出雲大社に行かれるときは絶対にこちらも見学するべきもの。まだできて日が浅いので、きれいでよかった。一緒に石見銀山の特別展もやっていたが、時間がなくてほぼ素通り状態だった。なお、子供たちは学生料金だったので助かった。
1日目のホテルは皆生温泉なので、ここから宍道湖をかすめながら国道9号線を移動。ナビでホテルまで入れたのだが、しきりに高速に移動するルートを選択する。地図を見たら、国道を進んで湖を横に見ながら進んだほうがいいので、そのまま国道9号を移動。途中公園があったので、そこで休憩。夕日のスポットらしかったが、若干早い時間で夕日はまだだった。
最後に少し高速に乗り、皆生温泉グランドホテル天水に到着。最後までナビはよくわからなかった。ルートとしてはあってはいるのだが、指示が微妙に遅れている。どうも位置情報にずれがあるようで、微妙なずれで曲がる位置がわからなかったりして、結構苦労した。
夕食はバイキングで、家族が腹が減ったというので、即座に食事にすることに。バイキングだったが、てんぷらをその場で揚げてくれたり、珍味でイカの卵があったり、かにとか定番ではあるがけっこういける夕食だった。食事のあとで温泉に入り、私は運転疲れですぐに寝てしまった。ほかの家族は遅くまで話していたみたいだが。翌日は鳥取砂丘を目指すことに。

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12番目のカード

ジェフリー ディーヴァー著『12番目のカード』読了
リンカーンライムシリーズの1冊。ずっと読もうとして借りていた本だがやっと読めた。
このシリーズを知っている人であれば、警察の鑑識の技術はよく知っていると思うが、そのあたりを読むだけでもおもしろい。今回はアメリカの南北戦争のころの憲法修正の経緯などを背景に命を狙われる女子高生を守るということが中心となる。
アメリカの歴史はよく知らないので、導入部でなかなか容易に読み進められなかったが、途中からは謎解きが面白くて、一気に読めた。最後の訴訟についてはいかにも物語を面白くするためだけだと思うが、アメリカの訴訟大好き社会ではこういったこともあるのかと思える。
このシリーズで1冊読んでいないので、今度はそれを読もうと思う。

12番目のカード12番目のカード
ジェフリー ディーヴァー Jeffery Deaver 池田 真紀子

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