怪盗グリフィン、絶体絶命
法月 綸太郎著『怪盗グリフィン、絶体絶命』読了
ミステリーランドシリーズの1冊。2006年のこのミス8位。
小学校高学年でも読めるように配慮したミステリーランドシリーズだが、この作品もちょっと小学生には厳しいんじゃないか。
舞台は現代のアメリカ・ニューヨーク。怪盗グリフィンのもとに世界探偵グランプリの招待状は届くところから話は始まる。結局この招待には乗らなかったのだけど、直後にメトロポリタン美術館にあるゴッホの自画像を盗んでくれるように依頼が来て、結局この盗みは意図してやらなかったが、拳銃で撃たれて、その結果カリブ海に浮かぶボコノン国に行く羽目になり、そこで呪いのかけられた人形を盗むのだが・・・
登場人物が多いのと、みんな当然外人でなじみのない名前で誰が誰だかよくわからなくなってくる。(私だけかもしれないが)結局悪いやつが最後にわかり、大団円に向かう冒険ものといえばそうなんだけど、ちょっと感動は少なめか。気楽に読めるから、おすすめできる。小学生にはちょっと厳しいが中学生ぐらいが最初に読んで冒険ものとかミステリーに入って行くにはちょうどいい作品。
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