聖なる水の祀りと古代王権・天白磐座遺跡
辰巳 和弘著『聖なる水の祀りと古代王権・天白磐座遺跡』の紹介です。
著者は現在は同志社大学の教授ですが、高校の時の恩師であり、仲人もやってもらった方だ。高校の時の部活動で古墳の発掘とかやっていた関係で大学時代に発掘とかのバイトをやっていたころのことを含めて先生の旧引佐町での活動をまとめたものである。表題となっている天白磐座遺跡の発掘には関係していないがその前の北岡大塚古墳(めずらしい前方後方墳)の測量発見には直接関わっている。(実際に本書の中で名前も出していただいている。)そのころは若かったので、測量していた結果がどういうことかもよくわからなかったが、未盗掘の前方後方墳を発見できるのはなかなかないことだ。これが近畿地方の古墳だったらすごいことなんだろうけど、まあ地方のしかも田舎なので大して注目もされないが、個人的にはすごい経験だ。
子どもたちに見せたら、すごいと驚いてくれた。
静岡県西部の方、特に旧引佐町、細江町の方々はこんな歴史的遺物を持っていると言うことを誇りに思って良いと思う。一度読んでみると良いと思う。
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