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モジリアーニ・スキャンダル

ケン フォレット著『モジリアーニ・スキャンダル』読了
『大聖堂』がよかったので、古本屋でフォレットの本を結構集めていて、その1冊を読んだ。
イギリスを舞台に絵画の取引を行う画商のスキャンダルを取り扱ったものだ。モジリアーニは名前は有名だがどのような作品かよくわからない。その昔大阪の美術館で10数億円で落札したと言うからけっこうすごい画家なんだろう。でもモジリアーニは生前はまったく評価されず、極貧の中なくなっているということで画家と作品の評価、その後の価格の高騰とお金に化けていく様を批判しつつ、そこに贋作をあえて作り、べつの美術取扱会社の由来書を偽造しただけでころっとだまされる画商などをうまく描いている。
たしかに美術館でよく絵を見ている人にとっては本物と偽物の区別はつくのかもしれないが、素人は価格で判断してしまうのでころっとだまされてしまうのかもしれない。へたにお金を持っているといっそうだまされやすいのかもしれない。本当にいいものはなかなか手に入らないし、いいものはじっと見ているだけでわかる。
解説に贋作の作り方が出てくるが、模写したものを古く見せるやり方というものがあるということだ。まあ、貧乏人は写真で我慢するのがいいところだろう。なにごとも欲をかいてはいけない。

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