背広の下の衝動
新堂 冬樹著「背広の下の衝動」読了
たまたま図書館で見て、面白そうだったので借りた本。著者の「銀行篭城」とか「三億を護れ!」とか非常の面白い話もあったが、片や「吐きたいほど愛している」など、全然受け付けられない本もあった。この本はやや受け入れられる分類。面白い短編だし、サラリーマンにとってはありそうな話なのだけど、自分に降りかかったらやな話でもある。中の「団欒」はサザエさんにでてくるマスオさんからみた家族の話。いかにもありそうだし、こういう風に思えちゃうんだろうな。婿って。
全体に暗い雰囲気があるし、最後の「部屋」は読んでいていやな感じがした。全体でみれば、点数的に70点くらいか。
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