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歩兵の本領

浅田 次郎著『歩兵の本領』読了
やっぱり浅田さんの小説は安心して読める。人情話は天下一品だ。
この短編集は現代の軍隊『自衛隊』の隊員の話だ。ただし、現代ではなく少し前、1960〜70年代だと思われる。月給が15,000円というから時代もしれる。自衛隊に勧誘されて入隊してきた者の入隊時の話や除隊になる日を描いた表題作など非常に重みがある。
ある意味日本の縮図というか思想の根底を端的に表している『自衛隊』であるが、立派な軍隊だ。でも基本的に戦争はやらない。いままではせいぜい災害救助とひたすら訓練し、専守防衛を旗印にしてきたが、イラクとか紛争処理にもいくことになり、だんだん戦争に巻き込まれることになる。今後はもっと外国に行くことになるのだろう。災害派遣も大変だけど、戦争しなきゃならないのは大変だ。今後アジアもきな臭くなるかもしれない。中国や韓国とも東シナ海でもめている。自国を守るためにも軍隊は大事だ。自衛隊が自国を守る重大な任務についていることをもっとみんなで考えなければいけない。
まあ、そんな重く考えずにこの小説を読むほうがいい。

歩兵の本領歩兵の本領
浅田 次郎

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