捕虜収容所の死
マイケル ギルバート著『捕虜収容所の死』読了
2年ほど前のこのミスにランキングされたミステリーの1冊。
戦時中のイタリアの捕虜収容所を舞台とした殺人事件とトンネル脱走を組み合わせた非常におもしろいミステリーだ。捕虜収容所の場面や脱走のためのトンネル作りなどは映画『大脱走』を思わせるが、もともとこの小説は1952年なので、こちらが元となっているのかもしれない。脱走のためのトンネルで発見された被害者がどのようにそこに運ばれたのか、トンネル脱走にからめて最後まで真相がわからない展開で非常におもしろかった。
読む価値あり。
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