翼はいつまでも
川上 健一著『翼はいつまでも』読了
著者の前回読んだ『四月になれば彼女は』が良かったので、そのつながりで読みました。
舞台は昭和40年代の東北の中学校で、ビートルズが出た頃なので自分の年代と重なりおもしろく読めました。中学の部活動で野球部の大会のことや、夏休みのキャンプ、男女関係や初体験を期待する中学生など若い頃にみんなが経験し、いま思うと甘酸っぱい感覚が非常に生き生きと描けている。青春小説としては秀逸。こういういい小説を読むと次も期待したくなる。
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