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荊[いばら]の城

サラ・ウォーターズ著『荊[いばら]の城』読了
前作『半身』が秀逸だったので、買っておいた本をやっと読んだ。前後編の長い小説だったが、非常におもしろかった。たしか何年か前のこのミスの外国部門の1位をとったはず。
この小説は中は3編となっており、主人公二人のはなしがそれぞれあり、最後は解決編の様な感じ。舞台は近世のイギリスでなかなかその当時のことは知らないので、とっつきにくい。主人公はスリの娘だが、ひょんなことから城に住む貴婦人をだましてお金を得ることに巻き込まれるが、だます方がだまされる展開でなかなか読み応えがある。途中で実際には赤ん坊の頃に子どもの取り替えがあって、実際のところスリの娘が貴婦人だったということで、最後は不思議な終わり方をする。ちょっと消化不良のところもあるけど、非常におもしろかった。

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