四月になれば彼女は
川上健一著『四月になれば彼女は』読了
もともと本屋でみて、あまりにも装丁がきれいだったので手に取った。横山秀夫の『クライマーズハイ』を思い出したから。普段はミステリーとSFしか読まないので、こういったジャンルを読むのは久しぶり。青春小説とかにはいるのかもしれないが、主人公の高校卒業後就職までの1,2日を丹念に書いたものだ。比較的スムーズに読めるのだけど、主題がよくわからない。でも、自分の高校時代の終わりの頃を思い出した。高校を卒業して大学入学までのモラトリアムというか糸の切れた凧のような感覚を思い出した。せつないというかふわふわした感じなんだが、だれでも感じるものなんだろう。
そういったことをみんなが感じるのだろう。せっかくだから、この著者の他の本も読んでみようと思う。
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