街の灯
北村薫著『街の灯』読了
北村薫さんのあたらしいシリーズで昭和初期を舞台に上流階級のお嬢様とその女性運転手ベッキー(別宮さん)の短編集です。北村さんのミステリーは人が殺されないもので、『空飛ぶ馬』以来ずっと読んでいる。まったりと読めるのだが、なかなかぴりっとこないのでちょっと退屈になってしまう。
昭和初期ってまだ100年もたっていないのだけど、けっこう世の中が変わってしまっていることがわかる。こんなインターネット全盛の世の中になることなんか想像も出来なかっただろう。もっともちょっと前のメールもないころにどんな風に仕事をしていたのかも忘れてしまっている。
このシリーズはまだ続くらしいので、ちょっと楽しみ。
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