金正日亡命
深田 祐介著「金正日亡命」読了
タイトル見て驚いた人、すみません。本のタイトルです。ニュースでは決してありません。たまたま図書館でタイトルを見たので、ぜんぜんわからなかったけどとりあえず手にとって読んで見たという感じ。6カ国協議の状況とか中国との関係だとかいろいろ最近の状況を踏まえて話が進んでいくので結構面白い。ネタばれさせて申し訳ないけど、最終的にキューバに亡命する筋書きなんだけど、亡命を受け入れてくれる国なんてあるのかな。チャウチェスクみたいに殺されるんじゃないかな。
どこまで本当なのか私はよく知らないんだけど、この本の中ではお父さんの金日成は祭り上げられた英雄だったとか。金正日は実はロシア生まれなんだとか。北朝鮮の地下には中国に伸びる巨大なトンネルがいくつも彫ってあるだとか。金正日がお父さんを暗殺したとか。どこまで本当なんだろうかね。
この本に直接関係ないのですが、一番不思議なのはアメリカの対応だ。大量破壊兵器があるかもしれないといってイラクをめちゃめちゃにしたのだけど、北朝鮮は核兵器を作る(作った)と言っているのに攻撃もしないんだから。この差別はなんなんだろう。アメリカは世界の警察なんじゃないの。警察は差別なんかしちゃいけないんじゃないのかなぁ。まあ、答えはわかっているけど。
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