三億を護れ!
新堂冬樹著「三億を護れ!」読了
「銀行籠城」が非常に興味深い内容で、この作者に興味があったので、読んだ。宝くじで三億円当選したサラリーマンを巡って、その家族、親類、娘の恋人、友人、友人の友人、だますひと、それを阻止しようとするひとなどなどが出てきて、展開もテンポ良く非常におもしろかった。人物の表現がうまいので、情景が浮かぶ。
ジャンボ宝くじはいつも買っているのだが、まったくあたらない。もっとも当たっていればこんなこともしていないような気がする。もし、本当にあたったらどうしようか。なんて、考えている時に一番幸せなのかも。実際に当たったら、この小説のように、群がってくるひとが多いんだろうな。まあ、そんな心配をしてもしかたがないが。
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