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真夜中の五分前 side−B

本多孝好著「真夜中の五分前side−B」読了
前にside-Aを読んだので、ずっと待っていたのだがやっと図書館でみつけたので、読みました。残念ながらside−Aはなかったので、一緒に読むこともできず、すでにside−Aの内容もほとんど忘れてしまった。side-Aは双子の姉妹の片方に恋心を抱いた主人公が、事故でなくした前の恋人のことを思い出す話だったかな。その続編なのだが、いきなり姉妹の片方=主人公の恋人のほうが旅行に行って事故死していて、それが姉妹がいっしょに行った旅行だったので、どちらがなくなったのかまわりが疑いだす。なくなった恋人のことが忘れられず、なおかつ生き残った双子の片方が実際のところ、どちらなのかわからないというような展開で、純文学というか恋愛小説なので、そうなんだよなという感じで読み終えた。終盤に前の恋人の墓参りに行く場面があるが、ここの描写には感情移入できて、なかなかいい感じだった。
でも、やっぱり純文学は体に合わない。

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