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蒼煌

黒川博行著「蒼煌」読了。
最近おいそがし状態でなかなか本を読む時間を作れないので、2週間かかってやっと読了した。著者の本はほとんど読んでいるが、同じテーマではあるが、毎回非常に面白い。日本芸術院の会員選挙をめぐる芸術家と画商たちの暗躍を書いているが、どこまで本当のことに近いのかを知りたくなる。やっぱり、お金を積めば、ひとは動くものなのか。金で票を買うのは、昔のことという感じがしたが、いまでも一部の分野ではこのようなことが行われているのかもしれない。名誉職なのだと思うが、日本芸術院の会員資格は結構絵の価値に影響与えるものなのかな。
日本人はブランドや肩書きに非常に弱いのだが、自分の判断に自信が持てないから、何かのお墨付きを求めようとし、その評価を盲目的に信じてしまう。自己責任というものがまだまだ世の中に広まっていないので、何かに頼ろうとして、結局だまされてしまうのではないか。その反動でひたすら行政に手厚い保護を求める傾向にあり、過剰な保護の元に安住してしまい、いわゆる世界基準では勝負できなくなる。4月からペイオフが実施されるが、どのくらいの人が理解しているのか。もっとも1000万の預金をしている人が人口の何%いるのかを知りたいが。やっぱり、自分の判断で生きていたいし。自分の人生だから。
 ちょっと愚痴モードになっているかな。

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