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東京に原発を

 聞くところによれば、在日米軍の空母が退役となるため、新しい空母を配備するのだが、それが原子力空母になるというか原子力でない空母はみんな退役となるので代わりがないということらしい。それに対して横須賀の団体が危険だから反対を表明したとか。原子炉が不安だからって、日本中に原子力発電所作っちゃってるので、いまさらなんだけど、それで「東京に原発を」(広瀬 隆著)を思い出した。
確かに電気はためておくことが出来ないし、長距離の伝送ではロスもあるので、使うところの近くに発電所を持ってくるのがもっとも効率がいい。その意味では東京湾に作るのは効率がいいはず。でも、原発は危険でしょ。大都会に作って万一の事故でもあれば、被害は甚大だから、無理だよね。というか、そんな危ないものを日本中のどこでも作っちゃダメでしょ。というのがこの本の趣旨だったと思う。(何せ15年以上前に読んだ本だから、記憶も怪しいが。)
わたしの住む静岡県には浜岡原発がある。御存知の通り、駿河湾を中心とする東海大地震がおきるといわれた後も、拡張を続けていて、安全なのかという議論が続けられているが、大丈夫なんだよ。きっと。
私は原発に関して反対でも賛成でもないのだけれど、実際電気は使うものだし、便利さには負けちゃう。ということで、大都会の方々だけ守らなければならないのはおかしいよ。原子力とは人類がうまく付き合って行くしかないのでは。

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