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片想い

東野圭吾著「片想い」読了
非常に質の高いミステリー。作者の作品の中でも、評価が高いと思う。殺人事件を中心に、大学時代のアメリカンフットボール部の仲間を縦糸に、性同一性障害を横糸にして、いろいろな登場人物がいきいきと描かれ、小説の終盤まで飽きさせないのはすばらしい。作者の青春物ははずれがない。
大学の頃の記憶と言うのは、結構残っているもので、いまだに夢に見る事がある。いつも決まって卒業研究が全然進んでいなくて、どのように取り繕うかという場面だ。あの頃はほとんど毎日大学の研究室に行って、実験に明け暮れていたので、夢のような場面はないのだが、どうも研究を全くやっていない今(当たり前なのだが)とその頃の状況がごっちゃになって、こんな夢になってしまうのかと毎回思ってしまう。取り繕う方法を考えるところが、いやらしい。余りいい夢ではないのは確かなのだが、あの頃を懐かしく思っていることが頭のどこかにあるのかもしれない。

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