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四日間の奇蹟

 先日買ってあった浅倉卓弥著「四日間の奇蹟」を読了。ただただ感動。
このミス=「このミステリーがすごい」大賞の第一回を取ったのも頷ける。この人が新人なんて不思議なくらい。読んでいない人はすぐにも読む事。(といっても、この本が話題になったのは2003年前半なので、今ごろこんな事言っている私が遅れているだけ。)
新人離れしている文章で、主人公と主人公を取り巻く情景を生き生きと書いている。途中にちりばめられた内容が最終的に結びついて、非常によく考えられた内容、プロットが感動を呼ぶ。私のこのつたない文章力では表現できない。多くの人に読んで欲しいなぁ。
ネタバレになるので、余り書かない方がいいのであるが、同じようなネタで書いて映画にもなった東野圭吾の小説より、格段にいいと思う。これ、映画化されないかな。十分話題になると思うが。→あとで調べたら2005/6公開予定らしい。ヒロインは石田ゆり子、主人公は吉岡秀隆とのこと。
この著者に次の作品を読んでみたい気持ちと、この作品を越えられないのであれば読みたくない気持ちにさせられた。つぎに期待しているのだが。→これも後で調べたら、すでに出ていて、結構いい内容らしい。

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